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めまい

めまいとは

体がバランスを保つための機能を平衡感覚といいます。ヒトは眼、耳の奥にある内耳、手足の皮膚や筋肉、関節から集められた情報を脳が整理、統合し、体の各器官に指令を出すことで、体のバランス(平衡覚)を微妙にコントロールしています。これらの機能の具合が悪くなると、めまいが起きます。めまいを引き起こす原因として一番多いのが、耳の奥の内耳障害です。

目まいの診断には、眼球の動きの異常を調べる眼振検査を行いますが、当院では赤外線CCDカメラを用いた検査になります。これは検査を受けている方の頭の位置を左右に動かすことで、その都度眼振(眼が勝手に動く状態)が現れるかどうかを調べる非注視眼振検査時に用います。同カメラにより眼球の動きをしっかり録画できますので、検出機能も向上しています。

もう一つ、めまいや平衡(バランス)機能の診断の為、当院では重心動揺計での検査を行っています。検査台の上に開眼・閉眼で1分ずつ立つことで、直立姿勢に現れる身体のふらつきを記録・解析することが出来ます。この検査で平衡障害の程度がわかり、またデータ化することで障害の経過観察や治療効果の判定などに役立てることが出来ます。

めまいを起こす内耳の病気

良性発作性頭位めまい症

頭の位置を変えるとめまいが起こるもので、耳が原因のめまいの中で最も多く、約半数を締めます。寝返った時、洗濯物を干す時など頭を特定に位置に動かした時に回転性のめまいが起こります。
原因は内耳の一部分に収まっているカルシウムの粒(耳石)が、そこから剥がれて内耳の別の部分に入ったときに生じます。
治療は薬物療法と理学療法を行います。

メニエール病

メニエール病は内耳の内リンパ液が過剰にたまって、内リンパ腔という部分が膨れ上がった状態になる事で、突然激しいめまいを起こします。また難聴や耳鳴り、耳のつまり感や圧迫感などを伴います。
めまい発作が起こったときは、まず安静にして、発症のきっかけとなったストレスやトラブルの解消につとめ、発病早期のライフスタイルの健全化と適切な薬物治療が重要となります。

メニエール病を予防するために、次のような点に注意しましょう。

1.ストレスを避ける

十分な休息をとり、日頃からリラックスを図るようにしてストレスを避けましょう。

2.規則正しい生活

過労や睡眠不足を避け、1日の生活リズムを作りましょう。

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