アレルギー性鼻炎のレーザー治療
当院ではアレルギー性鼻炎の鼻閉、鼻汁、くしゃみに対して、CO2レーザーを使ったレーザー治療を行っています。特に鼻づまりの症状改善に有効です。
対象となる方
- 慢性鼻炎で1年中症状がある方
- 鼻づまりがひどい方
- 妊娠・受験を予定している方
- 職業ドライバーで薬物治療が難しい方
- 薬での治療で症状をコントロールできない方
治療の流れ
①鼻の診察
鼻の診察を行い、レーザー治療で効果がでるかどうか見極めます。
必要に応じてアレルギーの原因物質を調べる検査を行います。
※レーザー治療は院長が行っております。
院長の診療日に診察のご予約をお取りください。
②レーザー治療の予約
アレルギー反応が強く起きている場合は、鼻汁にレーザーが吸収されてしまい十分な効果が発揮されないため、レーザー治療ができません。アレルギー反応がないもしくは弱い時期に予約させていただきます。具体的にはスギ花粉症の患者様は2月から5月中旬ぐらいまでレーザー治療ができません。
③レーザー治療当日
麻酔液のついたガーゼを鼻の中に入れ、待合室で20分ぐらいお待ちいただきます。
仰向けに寝た状態で、内視鏡で鼻の中を拡大しながら、レーザー治療を行います。
治療時間は15分程度です。治療中の出血や痛みはほとんどありません。
④レーザー治療後の診察
レーザー治療のあと、1~2週間後に来院いただき、鼻の中の状態をチェックします。
レーザー治療ができない方
- 麻酔薬(キシロカイン)にアレルギーがある方
- 心筋梗塞・脳梗塞の既往がある方
- 不整脈がある方
- 血が止まりにくくなる薬を内服している方